うつ病で入院がベストなときもある【静かに心を休める】

通院治療以外の選択

医者

費用の負担を抑える方法

うつ病は現れている症状ごとに、3段階に分けられます。出勤はできるものの作業効率の低下が見られる、友人との付き合いが減っているという状態では軽症、仕事や学校に行けなくなり外出もほとんどしない、友人との付き合いが乏しくなった状態では中等度に分類されます。さらに症状が進み、日常生活動作が著しく低下している場合は重症となり、こうなると入院の検討が必要です。うつ病の治療は精神科や精神神経科で行えますが、クリニックには入院施設がありません。既に重症であると考えられる場合は、入院施設のある病院を受診しましょう。精神科病院はベッド数が20床以上と定められているだけで、規模はそれぞれの病院で異なります。退院してからも通院治療が必要になるかもしれないので、自宅近隣の病院を選ぶのも一つの方法です。それから、思春期に発現しやすい精神障害の治療に強い精神科医もいれば、依存症治療に強い精神科医もいます。うつ病の治療はどの精神科医でもできますが、うつ病治療を得意とする医師を探すとより安心かもしれません。また、治療は抗うつ薬を使うことを主体に進められるものの、心理教育や支持的精神療法などの精神療法が行われることもあります。精神療法は再発予防にも役立つものなので、できれば実施している病院を選びたいところです。身体疾患で入院した場合は、大体1ヶ月ほどで退院する人が多いのですが、精神障害では1ヶ月から3ヶ月と言う人が多く、6ヶ月以上続くケースもあります。うつ病で入院するメリットは、じっくりと体も心も休ますことができるという点です。生活リズムが乱れている場合でも、病院で生活するうちに自然に整っていきます。また、うつ病に理解のある医療スタッフや、同じような状況にある他の入院患者がそばにいることによって励まされる人も多いです。抗うつ薬の量などの調節もしやすいため、服用への不安も最小限に済みます。でも、入院となると医療費の負担は大きなものになるかもしれません。1ヶ月間の入院治療費は3割負担の人で約15万円、それに食費1日千円ほどと雑費がかかります。雑費は病衣や室料など、病院ごとに少し内容が違いますが、ひと月に18万円以上かかるのは確かです。医療費の支払いが大変で治療が受けられなくなることを避けるべく、様々な制度が用意されているので、支払いが厳しい人は利用するのも一案です。それに、加入中の医療保険から給付金が受けられます。不安なことがあれば、病院のスタッフに相談してみてください。各種制度について詳しい人が説明してくれます。

Copyright© 2018 うつ病で入院がベストなときもある【静かに心を休める】 All Rights Reserved.