うつ病で入院がベストなときもある【静かに心を休める】

不眠が続いているのなら

男性

専門医に判別してもらう

うつ病の初期段階としてあらわれやすい症状が、不眠です。うつ病の場合は、決してスムーズではないものの眠りにつくことはできます。しかし、夜中や明け方にトイレに行きたくなったわけでもないのに、なぜか目が覚めてしまいます。これを早期覚醒といい、一度目が覚めると、もう一度眠ることができないことがほとんどです。眠れないからといって起き上がってみようという気持ちにもならないので、寝床にはいったまま、取り越し苦労をしはじめます。これが、最も症状を悪化させていくパターンです。寝床に入ったまま、お金や人間関係などマイナス方向に延々と考え続け、不安が増強していきます。そして、この症状とペアであらわれるのが日内変動です。朝の気分が最悪で、夕方から夜のほうが症状が和らぐ状態です。朝が苦手となると低血圧気味の人が、うつ病になるのかということにつながりますが、これはきっちり判別可能です。ただの低血圧であれば、しんどいなら眠ればいいと伝えると、大喜びでベッドに入り睡眠の世界に戻ることができます。一方で、うつ病の人はそれができませんし、休むことに苦痛を感じます。こうした睡眠障害が起きているケースでは、生命への危険も考えられるため、二週間から一ヶ月程度の入院治療も効果的です。睡眠薬を使用する場合も、看護師による管理を行えるので安心できます。不眠が治療の妨げにもなりかねないので、集中的に治すという意味で入院は有効です。内科の病気には、全く自覚症状がないままに症状が進行する恐ろしい病気もあります。しかし、うつ病のように心の病気の場合、本人が自覚するしないに関わらず、客観的にみて明らかな異常が見受けられます。たとえば、不眠はもちろん、不安やぬぐいきれないほどの疲労感ですが、これらは他人が見ても明らかに、これまでとは違った行動や態度があらわれることがほとんどです。そのため、気をつけていれば、家族など身近な人が気づくことができます。他人から見ても明らかに違うため、本人よりも先に周囲の人が病気だと認め受診するケースも少なくありません。しかし、問題なのは、どこからが本当の病気で、どこからが心が疲労しているだけなのかという識別です。誰しも心配事があれば、不眠や不安が押し寄せるということはあります。その中で、どの程度の不安や不眠がどれぐらい継続しているかは、うつ病の判断材料になります。加えて、日常生活に支障をきたし、周囲にも何らかの影響を与えているなら、既に病気です。ただし、うつ病であるかどうかは、専門の医師が診察しなければ、断定は出来ません。その上で、重度であれば入院が必要なこともあります。この入院の判断もまた専門医でなければ下せないわけです。そのため、長期的に不眠や重い不安感が続いているようなら精神科を受診することが大切です。

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